ラップ口座とは、個人が証券会社などの金融機関と投資一任契約を結んで資産運用を任せるサービスを指します。投資対象には様々なものがあります。株式や債券などは基本的なものとなりますが、REITなども含まれます。
最近になって広告を目にするようになってきましたから新しいサービスだと考えている人もいるでしょう。しかし、実は古くから同じようなサービスはあります。ただ、このサービスが始まった当初は最低投資金額がかなり高く設定されていました。1億円以上としていた金融機関も多くあります。現在では数百万円くらいにまで金額は小さくなっています。
運用方針については、いくつかの中から選ぶという方法がとられるケースが多いです。投資家のニーズに合わせていくつかのコースが用意されていて、相談しながら運用方針を決めていきます。ですから、まだ若いときに投資をする人と、退職金を運用するといった人とでは、同じような口座であっても異なる運用方針がとられることが多いです。
最初に相談をして決める事は必要ですが、プロと相談ができるというメリットもありますし、その後は何もしなくても運用をしてくれるというメリットがあるために、多くの人が利用しています。